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2016-02-25更新

妊婦がシートベルトを着用するときの注意点

妊娠している方にとって、お腹への負担はできるだけ避けたいものです。それが身を守るための道具であるシートベルトの場合はどうでしょうか?ここでは、妊婦がシートベルトを装着する必要があるかどうかと、正しい装着方法などを説明します。

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▼妊婦がシートベルトを着用するときの注意点

1.シートベルトの装着義務について
2.妊婦でもシートベルトを装着すべき理由
3.妊婦のシートベルトの装着方法
4.マタニティシートベルト

1.シートベルトの装着義務について

道路交通法でシートベルトの着用が義務とされていることは誰もが知ることですが、「妊娠中や怪我などで健康保持上の観点から適当でない場合は、シートベルトの着用義務を免除する」という内容になっており、特例的に妊婦はシートベルトをしなくとも良いということになっています。

ただしこれはシートベルト着用の義務を免除されているだけであって、「シートベルトをしない方が良い」というわけではありません。妊婦であっても、可能な限りシートベルトは着用すべきでしょう。

2.妊婦でもシートベルトを装着すべき理由

シートベルトはお腹を締め付けるので胎児に良くないというのは間違いではありませんが、交通事故に遭ったときにシートベルトを着用していなかった場合、フロントガラスを突き破ってそのまま車外に投げ出されるなど、母体も胎児も共に無事では済まない可能性があります。

交通事故の際に、シートベルトを着用していない時の胎児が死亡する危険性は、シートベルト着用時の約4倍になるという海外の研究例もあり、日本産科婦人科学会も、「腹部を圧迫しないように装着すれば母体と胎児を交通事故の被害を軽減できる」として、妊婦のシートベルト着用を推奨しています。

3.妊婦のシートベルトの装着方法

続いて、腹部に負荷がかかりにくい装着方法について説明します。

1.ショルダーストラップは両乳房の間を通し、首やお腹にかからないよう避ける

2.ラップストラップ(腰ベルト)はお腹の膨らみを避け下側を通す
(腰骨の最も低い位置に合わせましょう)

それでもシートベルトによる圧迫に不安がある場合、マタニティシートベルトを導入するという手もあります。

4.マタニティシートベルト

マタニティシートベルトは妊婦のお腹を締め付けないよう、腰ベルトが通常よりも下の部分を支えるようにできるシートベルト補助具です。
車の座席に取り付けるようになっており、通販やベビー専門店などで数千円で購入可能です。
レンタルもできますが、使用する期間によっては購入した方が安くなることもあります。

まとめ

妊娠していてシートベルトをあえてしない方は、赤ちゃんを思っての行動だと思いますが、実際は装着した方が赤ちゃんを守ることに繋がります。お腹に負担をできるだけかけないようにシートベルトを装着することで、大切な赤ちゃんを守りましょう。

また妊婦を載せて運転する方(または妊婦が運転される場合でも)は、急停止しないよう優しいブレーキを心がけ、段差などにも気をつけて普段以上に安全運転に努めましょう

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