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2016-02-25更新

自賠責保険と任意保険の違いとは

自動車を所有する際に加入する自動車保険は、大きく分けて「自賠責保険」と「任意保険」の2種類ありますが、それぞれどういう保険なのか説明します。

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▼自動車保険について

1.自賠責保険とは
2.任意保険とは

1.自賠責保険とは

●自賠責保険の目的と加入義務について
自賠責保険は、道路交通法で加入が義務付けられており、人身事故が起きた際に被害者を保護することを目的とした保険です。
自賠責保険に加入していない状態で車を運転すると、「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」「免許停止処分(違反点数6点)」の罰則があり、自賠責保険証明書を車に備え付けていない場合は「30万円以下の罰金」の罰則があります。

●補償範囲
被害者を最低限保護するための保険のため、補償範囲は非常に狭く、加害者側の傷害などには一切支払われることはなく、物損事故の場合は加害者に対しても被害者に対しても支払われません。

●補償金額
補償される金額については、傷害による損顔については被害者1名につき120万円まで、後遺障害による損害については後遺症の等級によって4,000万円から75万円まで、死亡による損害ついては被害者1名につき3,000万円までという上限額が決まっており、それを超える場合は任意保険で支払うか、実費負担することになります。

●保険会社による補償内容の差
自賠責保険を提供する保険会社は多くありますが、法で定められた保険であるため、どこの保険会社にしても保険料や補償内容は同じです。

2.任意保険とは

●任意の目的と加入義務について
自賠責保険だけでは賠償金を全て補償するのは難しく、また物損や加害者になった際の自身の治療費などの損害については全て実費負担となり、自賠責保険の足りない部分をカバーするために任意保険が存在します。
任意保険は自賠責保険とは異なり、加入義務がありません。
ただ、加入義務がないとは言えほとんどの人(約8割程度)が任意保険に加入しています。
重大な事故を起こしてしまった(あるいは巻き込まれてしまった)場合には自賠責保険の補償だけでは足りないのが現実です。

●補償範囲
自賠責保険とは異なり、多岐に渡って補償されます。

▼任意保険の主な補償

1.対人賠償保険
交通事故によって怪我をさせた相手に対して、自賠責保険の上限額を超える損害賠償金を補償

2.対物賠償保険
交通事故によって他人の車やその他の物に損害を与えた際の損害賠償金を補償

3.人身傷害補償保険
過失割合に関係なく、保険加入者の傷害について補償

4.搭乗者傷害保険
同乗者が死亡・負傷した際に「自賠責保険」と「対人賠償保険」とは別に損害賠償金を補償

5.車両保険
事故によって損害を受けた保険加入者の車の修理代を補償

6.自損事故保険
運転手に責任がある事故で運転手が死亡・負傷した際に保険金が支払われる

7.無保険車傷害保険
賠償能力が不十分な車の過失での事故に巻き込まれてしまった際に保険金が支払われる

●補償金額
加入する保険会社のコースにより、補償金額・補償内容・保険料が変わってきます。
当然補償を手厚くしようとすれば保険料は上がりますが、「対人賠償保険」は自動車保険において最も重要な部分であるため、無制限ではなく上限を設定したとしても保険料はほとんど変化しません。そのため、補償金額無制限の加入が一般的です。
「対物賠償保険」については上限によって保険料の変化はありますが、事故を起こす相手は選べず、いくら補償する必要があるかは事故が起きるまでわかりませんので、こちらも無制限をおすすめします。

●保険会社による補償内容の差
各社により補償金額・補償内容・保険料などが異なります。

まとめ

加入が義務付けられている自賠責保険だけでは、事故の際に発生する諸費用を賄えないケースがほとんどです。
加入は任意とされている「任意保険」ですが、絶対に事故にあわないという保障はどこにもありませんので、加入しておくのが得策といえます。

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